「昔の歌だよ。親父がよく歌っててさ。
1番しか知らないから2番目以降は適当なんだけどね」
澤辺 梓(蒼井優)
「ダメじゃん」
そういう歌ってありますよね。
ふとした時、自分の中で流れてくる歌って。
旭
「この曲聞くとさぁ、なんか踏ん張れるんだよなぁ。
親父とつながってる気がしてさ」
梓
「だったら なおさら2番目以降もおぼえないと」
こういう話がもうリアルに響いて、ダメですわ。
#参照日記「おやじの背中」(7.8)
『若者たち2014』 第1話「理屈じゃねえんだよ、結婚は」
#原案:山内久・森川時久 /脚本:武藤将吾 /演出:杉田成道
旭
♪君のあの人は 今はもういない
梓
「…2番だ」
2番の歌詞、こんなんだったんですね。
客観的にとらえようと踏ん張ってみましたが、
無理でした。
旭
「…なに泣いてんだよ」
梓
「自分だって」
こういう名作って、一度目よりも
二度目に見た時の方が涙の量って
増えるんですね。
旭
「さっきの歌。
俺は リングで2番までしか歌えなかったから、」
3番は」
梓
「なんの話?」
ここで森山直太朗さんの歌声で
3番が流れてくるんです。
とても、とても希望に満ちた
歌詞でした。
【関連する記事】