2007年09月19日

「一緒に帰ろう」

#映画を観た直後に書いたメモ帳をそのまま写しております.

高崎に友達が引っ越す。
この前の日曜日(9/16)、彼の地元でお別れ会をした。
私にとっては初めて会う人、数年振りに会う人もいたが、
ひとつだけ共通点があるとすれば、彼の門出をみんな
祝っているということだ。
高崎という、見知らぬ街に彼が旅立つ。感覚としては
外国に送り出すような気分だった。
そんな気持ちを数日引きずったまま観たのがこの映画だった。


包帯クラブ

驚いた。高崎が舞台になっていた。
はじめてみる景色なのに、どこか懐かしい。
日本の風景。
病院の屋上から見える、山々。駅前には高層ビル。
不思議な景色だった。彼はここに住むのか。
映画が流れていくにつれ、少しずつ高崎のことを知る。
そこに住む人々を目にしていく。高崎の温かさを感じる。
この街なら、彼のこともきっと迎えいれてくれるだろう。
安心した。そして、私も高崎に行きたくなっていた。

高崎がこの映画を全面にバックアップしている。
これは映画を観ればわかる。高崎だから出来た映画だと思う。
私達と包帯クラブを結びつけてくれた高崎市に感謝したい。
ありがとう。
高崎、必ず遊びに行くから。待ってて。
それまで、元気で。いってらっしゃい。

彼もこれから、高崎で生きていくんだ。
この街で結婚し、子供が生まれて、家族になった時は
子供にこの映画を観せてあげてほしい。きっと彼は
子供にこうつぶやくだろう。

「父さんが移り住んできた時の高崎だよ」
「包帯が街中にいっぱい巻かれてたの?」
「心の傷の分だけ、包帯が巻かれていったんだ」
「今の高崎にはないよね?」
「見えないだけでね。この街には今でも巻かれているかもしれないよ」
「傷がなくなるまで?」
「そうだね。その人にとって、包帯がいらなくなる時まで。
 包帯は傷が癒えた時に取るものだから」
「お父さんも包帯を巻いてた?」
「昔はね、」
「今は?」
「今は、お前が父さんの包帯だ」
「包帯?」
「そう。父さんが大変な時とか、辛い時も、お前の笑顔を見たら
 すぐ治っちゃうよ」
「ほんとに?」
「本当さ」
「じゃあ、アイス買って」
「お前は本当に父さんそっくりだな」
「イヤー」
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック