「…乾杯っ」
何に?
光生
「ほら、こぼしてるし。下ホラっ」
星野 結夏(尾野真千子)
「拭けばいいんでしょ!!」
光生
「…ティッシュ2枚必要かな。今それだけ拭くのに」
紺野 灯里(真木よう子)
「面倒くさいなぁ」
結夏
「ねえ、面倒くさいでしょ?」
光生
「ちょっと上原さん、今おたくの奥さんに面倒くさいって言われたんですけど」
上原 諒(綾野剛)
「今、そういう状態じゃないんで」
光生
「そういう状態じゃないからこそ大事な所ですよね」
諒
「うるさいなぁ」
結夏
「ねぇ、うるさいでしょぉ?」
光生
「今、争点そこかな?」
ああ、もうワクワクが止まりません。
『最高の離婚』 第6話
光生
「ジョギングとかしてるんですよ」
結夏
「それはアナタの中でジョギングがないだけのことでしょ!?」
灯里
「それ、私も言いました」
光生
「元気がないから元気ぶったことするんだよ。
病んだ都会人がジョギングするんだよ」
結夏
「病んだ都会人は自分じゃん」
今そこはスルーでお願いします。
結夏・灯里
「どういうつもりなんですか!?」
光生
「…男にはそういうのあるんじゃないの?
結婚は 墓場的な。ちょっとこう、ビビるっていうか」
諒
「うん」
光生
「あの頃の未来に僕らは立っているのかな系の」
灯里
「死ねばいいんじゃない」
光生・諒
“ゴホッゴホッ”
前回(2.14)から完全に一皮むけてますからね。
雨雲から光がさしてきたような、
画面の空気がもう 華やかです。
光生
「…そういうこと言ってたら、たいがいここにいる全員
誰も幸せになれないでしょ。そんなんじゃ…」
作品テーマ、出ましたね。
なぜ、彼らはエンディングで踊っているのか。
あんなに楽しそうに。涙が出るほどに。
それでも、僕らは生きてゆくんです。
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