
SeanNorth「final your song」
クライマックスに合唱が入っちゃうような
私のツボをぐいぐい押す楽曲です。
SeanNorth(シャーンノース)の公式ページのプロフィールを読むと、
2000年3月に一度解散しているんですね。
#公式HPinfomationより勝手に脚色.
SeanNorth解散ライヴから4年が経とうとしていた。
雪が降り積もるある夜の出来事だった。
ギタ−と楽曲を担当していた佐々木久夫の元へ、
友人・田中が訪ねてきた。
田中は今度主催するイベントについて楽しそうに話し、
佐々木はそれとなく聞いていた。
田中の表情が突然変わった。
「今度のイベントのメインなんだけどさ。その日だけでいいから、
演奏してくれないか」
友人の真剣な目をしばらく見つめた後、佐々木は
窓に広がる白い景色に目を向けてこう言った。
「昔の楽曲をやるにしても、当時のメンバ−が揃わない限り、
それは不可能だ」
その頃、ボ−カルのLumiの元へ一通の手紙が届く。
差出人は友人の田中だった。
“もしイベントの日が不可能なら、おじいちゃん、おばあちゃんに
なってからでもいい。SeanNorthの復活を願っている人がいる。
そのことだけは忘れないでほしい”
心の高鳴りを彼女は抑えられずにいた。
数日後、SeanNorthのメンバーは再会した。
Lumiのボーカル、佐々木のギターを聴きながら
ム−チョは気づいた。この4年間、バラバラに
音楽活動を続けているうちに、それぞれが
成長していたことに。
「いまの自分達なら、あの時の壁を乗り越えられるかもしれない…」
2004年4月、SeanNorthの復活ライヴが始まった。
それから2年が過ぎた2006年夏、
メジャーデビューシングル「final your song」が発売されました。
テレビ東京ドラマ24『怨み屋本舗』のエンディングテーマとして、
私の元へと彼らはやってきました。
しっかり届きましたよ。
心の奥まで。
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