2006年08月20日

春の夜

有森桜子(宮崎あおい)


「かまわんから、これは最後までやらせて。…


 勇ちゃん(松澤傑)のためにやってあげたいの。


 あたしがやるじゃなきゃ意味がないじゃん。ね」





姉に優しくされた思い出がある弟、


そういう記憶も思い出せない弟、





松井かね(戸田恵子)


「いってらっしゃい。ほうして帰ってらっしゃい。


 あなたには 待っとる人がおるよ。


 それを 忘れんようにね」





全国300万人の末っ子長男が泣いた朝でした。








かね


「何か あんたの好きな歌、歌ってちょうだい」





まさか。





桜子


♪は にゅうの やど も





歌いますか。羽生の宿。


アカペラですか。その歌を。


かねの手を握って。


歌いながら桜子は泣いていました。


子守歌を聞く幼子のように、かねは目をつぶり、


涙の雫を流していました。





“静かな春の夜でした”





ここで母・マサ(竹下景子)のナレーションがゆっくりと入るんです。





“幼い日に、産みの母と別れて以来、はじめて「おかあさん」と


 呼んだ人と、桜子は永遠に別れたのでした”





純情きらり』 第20週「来ぬ春を待ちわびて」





桜子


「音楽がなんだっちゅうの。もう何にもやりたくない」





空っぽになった心。





杉冬吾(西島秀俊)


「みんな焼くんだ」





達彦(福士誠治)からもらった楽譜。


桜子が作曲した楽譜を燃やそうとする。





そんなことを目の前で見過ごせないって、


冬吾にはわかっていたから。


桜子には止められないものがある。大切なものがある。





冬吾


「わたしの人生はどこにあるって、


 ちゃーんとここにあるんでねぇか」





同じ芸術を志す者として、


人に心を伝える表現者として、


相通じるものがきっとあるんですね。


芸術が人を、自分を楽しませる力を


持っていることを知っているから。








次週予告ナレーション・有森杏子(井川遥)


“純情きらり、お楽しみに”





最後、杏姉ちゃん 泣いてましたね。






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