2005年01月27日

nostalgy「浩はいつも見ていた」

小学5年の時からずっと続けてきた野球。
中学も野球部に入部した浩はもうすぐ3年になろうとしている今でも
外野の奥で球拾いをしている。後輩からも冷やかされたりしているが、
人一倍 野球は好きだった。そんな彼でも落ち込むことはある。毎日の
ように監督からあれだけカミナリを落とされたら誰だってそうなる。
そんな日も背番号16は外野で球拾いをしていた。

浩の楽しみは野球だけではなかった。
グラウンドのすぐ横にあるテニスコートでは、テニス部がいつも練習していた。
ふとした瞬間、その中にいるひとりの女の子を見ていることが多くなっていた。
テニスコートで一生懸命ボールを追いかける彼女を見ていると、もう少しだけ
自分もふんばれた。彼に勇気を与えてくれる彼女の姿は、いつしか彼の中で
かけがえのない存在になっていった。



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ラベル:Nostalgy
posted by ozy- at 23:16| Comment(0) | TrackBack(0) | ああだこうだ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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