2016年03月07日

校舎から聞こえる吹奏楽部の音

杉原 音(有村架純)
「結構、描きやすい顔ですよね」
曽田 練(高良健吾)
「ありがとうございます」

「ほめてないですよ」

残念です。

いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』 第8話


「曽田さんって、雪が谷大塚の駅に行きます?」

「たまに」

私もたまに(2.9)


「この間、(商店街の)福引やったんですけど、
 一等当たったんですよ」

「すごい。何が当たったんですか?」

「なんか、テレビのゲームです」

練くん、辺りを見渡してみます。


「テレビ持ってないし。
 二等に替えてもらおうとしたんです」

「二等は?」

「テレビ台だったんですよ」

練くん、念のため辺りを見渡してみます。


「入らないし。三等に替えてもらったんです。
 …アレ」

「おお。いいですね」

温かい気持ちがふわぁーって広がりました。
この音の、喜びを隠そうとするところも含めて。


「それをね。職場の人に言ったら、
 "なんでテレビゲームをもらって、売らなかったの?"
 って。」

「あぁ、そうか」

そういう発想もあるのかもしれませんね。
ただ、三等のアレを見て、良いと思ったんです。
それが当たった。それが嬉しいんです。


「良かった。私が間違ってるのかなって思ってたから。
 …同じふうに思う人がいて、嬉しいです」

そんな感情を一緒になってくれる相手がいる。
幸せって、こういうことなんだと思います。