2016年01月28日

卓三さんとお母さん

久留里 卓三(吉田鋼太郎)
「こうも変わるんだ。お店の外だと」
日暮里ヘブンの明美(市川由衣)
「がっかりしました?」
卓三
「いやいや、とんでもない。
 むしろこっちの方が、おじさん的にも」

卓三さん、笑ってます。

須藤 あかね(高畑充希)
「なにやってんですかー。
 待ってますよ。元 嫁(令子/大塚寧々)」

悪い顔するんだ。


卓三
「急用ができた。じゃまた」
柴田 幸吉(片桐仁)
「どこ行くの?」
卓三
「押上」

行く場所は答えてくれますが、
何をしに行くのかを聞くと 怒られます。

柴田
「あ、逃げた。
 …誰? 若い。かわいい」
令子
「あの人、全然変わってないわねぇ」
柴田
「思春期か」

あかねちゃんのこの顔ね。
微笑みと悲しみとあきれた感情が混在した
モナリザみたいな表情。

このドラマはあかねちゃんの顔芸を
見ているだけでも楽しいです。

ドラマ24『東京センチメンタル』 第二話 "押上の恋"

荒木(小栗旬)
「でも、彼氏役が本当の彼氏になる
 っていうこともありえますからねぇ」
卓三
「あぁ。代役が主役に抜擢されるパターンな」

荒木も毎回、楽しんでますよね。


あかね
「おかえりなさい。早かったですね」
卓三
「あぁ」

このグッタリ感。
卓三さんのシルエットだけでも
どんな結果だったのか、わかります。
あかねちゃんが何とも楽しそうです。

卓三
「ちょっと聞きたいんだけどさ。
 あかねちゃんの恋愛対象って いくつまで?」
あかね
「あぁ、30ですかね」
卓三
「低っ」

リアクションは若いです。

あかね
「そんなもんでしょ。100歩譲って35」
卓三
「変わんねえじゃん。低っ」
あかね
「現実 見ましょー」
卓三
「低っ。背も低っ」
あかね
「悪口」

卓三さんのグッタリした後ろ姿を
見守るあかねちゃんのこの優しい微笑みね。
お母さんか。


2016年01月25日

東京の夜風に響く犬の音

張り詰めていた糸が、少し緩む時がある。
人の優しさに触れた時だったり、
思いが人に通じた時だったり。

自分の糸が緩んだ分、ちょっとだけ
心に余裕ができるのかな。
人に対して、優しくなれたりする。
あの人、どうしてるだろうって、
思えるようになる。
余裕があるって、大事なんだ

いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』 第2話

今週もまた、手嶌葵さんが歌う「明日への手紙」を聴きながら
大きくて熱い涙をあふれさせていました。

曽田 練(高良健吾)
「俺、東京で 頑張ってっから」

東京には色んな人がいるけど、
こんな人がいたんだって、
嬉しくなる。信じたいって思える人。

そんなところが、私の好きな映画【横道世之介】に
通じるものがあるんですよね。
出会えたことに、感謝したい気持ち。

そういう人に出会えたりするから、
生きてるってところがありますね。


2016年01月19日

サイレンの音

父の遺灰が入った骨壺を抱えて、バスや飛行機に乗ったことがある。
もういないんだけど、確かにこの腕の中にいて。
そういえば、生きている時もこんなに近づいたことは
あまりなかったなぁ。

もう声は聞くことはないけど、
残してくれたものは、いまでもずっと しまってある。
就職祝い、転勤の引っ越し祝い、帰省した時のお駄賃、
申し訳ないけど、のし袋ごと使わずに全部とってある。
今、着ている部屋着の上着も、父が着ていたものだ。

言葉は残っていないけど、父が残した多くのものに
囲まれて生きているんだと、あらためて気づかされた。

いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』 第1話
#脚本:坂元裕二.

“満島ひかり (声)”

最後にとどめをさされた瞬間でした。

一通の手紙から始まり、
一通の手紙で終わった第一話。

ピョン吉に引き続き、あなたの言葉に
胸がしめつけられています。


追伸。

2016年、明けましておめでとうございます。
年明け早々、暗い雲に覆われたような日々が
続いていましたが、ようやくSMAPの本当の声を
聴くことができて、新年のご挨拶が心から
言える喜びをかみしめております。

2013年が『あまちゃん』だったように
今年は『とと姉ちゃん』の年として、
後世に残る年になると思いますが、
2016年1月18日が素晴らしい一年の始まりとして
私の心に深く刻まれました。