
【愛を積むひと】

【海街diary】
亡くなった人がいて、
その人を思いながら暮らしていく。
目の前にはいないのに
この家の中には確かにその人の存在感があって。
いないのにいる。
もしかしたら、いた時よりも
その人のことを強く感じているかもしれない。
先日、うちの母親が靴箱にハエが飛んでいたのを
見つけたそうだ。
「きっと、お父さんだと思う」
父がいなくなって、もうすぐ1年になるが、
まさかハエになっていたとは驚きだった。
「そうだね」
息子として、役割は果たした。
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