2007年09月09日

キラキラブ

#前回(第八話)より.

池上隆子(多部未華子)
「そっか。御村君はこのこと知ってたから、
 みんなをとめなかったんだ」

御村託也(櫻井翔)
「いや、知らなかったよ」

この時のさみしそうな顔。私も同じような気持ちを抱えたまま、
ずっと見守っていました。
家というのは、帰る場所であり、今まで暮らしてきた思い出も
つまった場所。家は家族そのものなんだと思います。これまで
精一杯に暮らしてきた家を離れ、大きな豪邸に移り住むことに
なる。家族はみんな喜んでいる。長男としては、家族の喜ぶ
ことをしてあげたい。でも、それでいいんだろうか。
今まで楽しく暮らしてきた生活や、妹や弟がこの家で育って
きた時間が、過去の思い出として忘れ去られてしまうのでは
ないだろうか。そんな気持ちを抱えたまま、この2週間を
過ごしていました。苦しかった。

山田太郎ものがたり』 第九話

隆子
「私だけ行ったら、なんか突然がっついてるように見えるでしょ」
こういう、ちょっとした時に見せる本性が キュートです。

永原眞実(吉沢悠)
「僕の研究室に来るように伝えて下さい。いいですね」
鳥居京子(吹石一恵)
「はい。しゅいましぇん」

動揺しすぎて、言えてませよ。


山田太郎(二宮和也)
「なんかね。今日は帰りたくないんだ」
これはね、太郎もよくないです。
乙女に対して、その上目使いはキケン過ぎますから。


池上まりあ(柴田理恵)
「みんなでご飯食べて」
池上龍之介(六平直政)
「パパのおならが 家のどこにいても聞こえて」

家族の幸せ、ですよね。
当たり前に一緒にいる人と、いつも通りの生活をして、
明日も同じような一日を過ごす。おならはちょっちクサいけど。


山田綾子(菊池桃子)
「私は、家族が笑って暮らせるほうがいい」

つらいこともあるし、楽しいこともある。
そんな一日だったり、一瞬だったりを
同じ場所で、同じように分かち合える。

太郎
「あの家はもう、せますぎる」

いつも一緒にいた人がある日突然いなくなったり、
当たり前だった家を引っ越すことになることもある。
同じような日なんて、一日もないことにいつか気付く。

山田次郎(鎗田晟裕)
「やっぱ、アンちゃんのご飯の方がいいや」

それでも一緒にいる。
いつか離れていくかもしれないけど、
そんなことも吹き飛ばしてくれる、
家族の笑顔がそこにある。

山田和夫(松岡充)
「何も言わないでさ。お前ひとりで悩んでる方が
 よっぽどわがままだよ」

支え合っていく。一緒に、
今を楽しく暮らしていく。
それが家族だと思う。


最後に、もう一度言わせてください。
「おかえりなさい」



“今週の隆子”

隆子
「じゃあ次行くよ」
かっこいいー。

隆子
「うん、その顔。…スーパーの特売品に必死になってる顔。
 もっとキラキラしてると思う」

愛、伝わりましたか。

2007年09月02日

初心表明文

ここ数週間は、この日のために生きていたようなものでした。


ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE
#2007年9月1日公開

観ました。

EVANGELIONでした。
完璧に。

きっと、庵野秀明監督が見せたかった本来のEVANGELIONに
近い姿なのだと思います。
そして、今の子供たちに見てほしい形に仕上げているのだと
思いました。




今から10年前、パソコンもまだ持っていなかった1997年3月。
私達は劇場版『DEATH&REBIRTH シト新生』の公開前日から
映画館の前に並びました。
今回は公開3日前にはインターネットでチケット予約を済ませていました。
座席の取り方だけでも、この10年という時代の流れを感じます。

当時、徹夜で並んだ戦友と今回、10年振りに映画を観に行きました。
観終わった後、EVAについて語り会える友人に出会えて本当によかったと
心から思いました。ありがとう。これからもよろしく。

今回の新劇場版は声優さんも当時と同じメンバーが揃っているんです。
ところどころ、涙が出そうになるのをこらえていました。
EVA初号機(林原めぐみ)の雄叫びにふるえ、
委員長(洞木ヒカリ)には我慢できず涙が出ました。
#委員長を演じる岩男潤子さんのファンだったものですから.


EVANGELIONは私に多くのことを教えてくれました。
なんといっても、編集の喜びです。
劇場版『シト新生』公開前の興奮状態の中、映画予告編やTVシリーズの
映像をミックスして劇場版の主題歌、高橋洋子「魂のルフラン」の
ビデオクリップを勝手に作りました。家にあるS-VHSの2台を使って。
映像の画面切り替えと音楽のタイミングが合わさった時の感動、
出来上がった時の達成感が、その後に続く編集魂に火をつけました。
作ったものを勝手に友達に送る習慣が生まれたのもこの時期で、
その勢いは今のドラマ日記に続くことになりました。

また、話の「構成」という概念もEVAから学びました。
ひとつの話を幾つかのエピソードに分けて、ミックスさせるという
表現方法。全てを語たるのではなく、1エピソードをあえて抜くことで、
想像させる。ゆだねる。そうすることで作品の意味を膨らませ、
見ている人それぞれのEVANGELIONができあがっていくという考え方。

その他にも、映像と音楽は1対1だという関係性にもあらためて
気づかれたりと、EVAからは多くのことを学びました。

そして2007年9月1日。
あらためて、思い知らされました。
EVANGELIONの次回作がこんなにも待ち遠しいということを。

最後に一言。
おかえりなさい。