病室はなかなか馴れんもんね。
中川栄子(倍賞美津子)
「あんた、プリン好きやろ」
中川兆治(泉谷しげる)
「チビ」
いつだって、子供は子供。ずっと我が子。
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』 第10章 「最期の選択」
父親がたおれたことがある。
一年ちょっと前になる('05.7.27)
絶対なおるって、必ず家に帰ってくるって思ってた。
不安はあったけど、怖さも少しあったけど、
どういうわけか圧倒的に信じてた。
父が入院している間も普段通り、
ここで日記を書いていた。
一ヶ月後、父は帰ってきた。
私は涙もろくなっていた。しょっちゅう泣いてた。
我慢してたんだろうね。
家族はあきらめたらアカン。
あきらめんで、信じて。
最後まで。最後まで。
2007年03月12日
2007年03月11日
ど真ん中じゃ
#映画を観終わった後に書いたメモ帳をそのままお送りします.
劇場をから出た時、雨が降っていた。
ただ、空は明るかった。
遠くの方に晴れ間が見えていたからだ。
自転車で来ていた私は、その青い空に向かって走っていた。
今思えば、映画館で雨宿りをすればよかったのだが、
走っていた。濡れながらでも、走っていたかった。
そうして今、雨雲を通り越えた先のベンチでメモ帳を広げている。
『バッテリー』
静かだ。
さっきまで劇場で子供たちとたわむれていたからだろうか。
場内にいた子供たちへ。開演前にトイレは済ませておくこと。
これはozyお兄さんとの約束。
そして今、目の前をミミズがはっている。
太陽の光を浴びて。そういえば久しぶりに見たな、ミミズ。
子供の頃を思い出した。
小学生の時、私も少年野球をやっていた。
8番でライト。お父さん(岸谷五朗)と同じではないか。
ギリギリレギュラーである。
ミミズが丸まりだしている。
ものすごい勢いで頭とシッポが絡まり始めた。
ただ、どちらが頭かは聞かないでほしい。
あ、まっすぐになった。
何の話をしてたっけか。
そう、野球。
この作品のテーマは野球だが、家族の物語でもある。
そして原田巧(林遣都)の弟・青波(鎗田晟裕)がとにかく萌えなのだ。
青波が嬉しそうに笑っている時は観ているこちらも嬉しくなり、
青波が苦しんでいる時は身も凍りつくような悲しみが襲う。
私のバイオリズムは青波とともにあった気がする。
また、丸まっている。
今度は飛び跳ねまくってる。春を感じた。
ミミズはこんなことを繰り返して、いったいどうしたいのだろう。
わからない。わからないが、このミミズを家に持ち帰り、
その一生を見届けることで何かがわかるかもしれない。
でも、それは違うのだ。ミミズ君はここで、一生懸命生きている。
その姿を見て元気をもらった私は自分の場所でふんばることだと思う。
見ていてほしい。今度は私が勇気づけてあげる番だ。
また来るよ。それまでのお別れだ。元気でな。
ベンチを立ち上がった時、満天の青空が広がっていた。
追伸。
作品があまりに青春ど真ん中だったので、
メロリンカーブを投げていました。
言葉では届かない思い、伝わったら嬉しいです。
劇場をから出た時、雨が降っていた。
ただ、空は明るかった。
遠くの方に晴れ間が見えていたからだ。
自転車で来ていた私は、その青い空に向かって走っていた。
今思えば、映画館で雨宿りをすればよかったのだが、
走っていた。濡れながらでも、走っていたかった。
そうして今、雨雲を通り越えた先のベンチでメモ帳を広げている。
『バッテリー』
静かだ。
さっきまで劇場で子供たちとたわむれていたからだろうか。
場内にいた子供たちへ。開演前にトイレは済ませておくこと。
これはozyお兄さんとの約束。
そして今、目の前をミミズがはっている。
太陽の光を浴びて。そういえば久しぶりに見たな、ミミズ。
子供の頃を思い出した。
小学生の時、私も少年野球をやっていた。
8番でライト。お父さん(岸谷五朗)と同じではないか。
ギリギリレギュラーである。
ミミズが丸まりだしている。
ものすごい勢いで頭とシッポが絡まり始めた。
ただ、どちらが頭かは聞かないでほしい。
あ、まっすぐになった。
何の話をしてたっけか。
そう、野球。
この作品のテーマは野球だが、家族の物語でもある。
そして原田巧(林遣都)の弟・青波(鎗田晟裕)がとにかく萌えなのだ。
青波が嬉しそうに笑っている時は観ているこちらも嬉しくなり、
青波が苦しんでいる時は身も凍りつくような悲しみが襲う。
私のバイオリズムは青波とともにあった気がする。
また、丸まっている。
今度は飛び跳ねまくってる。春を感じた。
ミミズはこんなことを繰り返して、いったいどうしたいのだろう。
わからない。わからないが、このミミズを家に持ち帰り、
その一生を見届けることで何かがわかるかもしれない。
でも、それは違うのだ。ミミズ君はここで、一生懸命生きている。
その姿を見て元気をもらった私は自分の場所でふんばることだと思う。
見ていてほしい。今度は私が勇気づけてあげる番だ。
また来るよ。それまでのお別れだ。元気でな。
ベンチを立ち上がった時、満天の青空が広がっていた。
追伸。
作品があまりに青春ど真ん中だったので、
メロリンカーブを投げていました。
言葉では届かない思い、伝わったら嬉しいです。
SUEMITSU&THE NODAME
野田恵(川澄綾子)
「SUEMITSU&THE SUEMITH、って誰?」
末光篤
「こんちは」
きょ、共演しとるー。

SUEMITSU&THE SUEMITH『Allegro Cantabile』より
1曲目「The Time SUEMITSU Met NODAME」
興奮ついでにもう少しだけいいですか。
実は3ヶ月前に、私ものだめと同じように
“SUEMITSU&THE SUEMITH、何者だ”
と、失礼なことを言っていました。
#2006年12月19日記「絶対運命黙示録」
ビリー・ジョエルのトリビュートアルバム
『WANNA BE THE PIANO MAN』についての日記で、
SUEMITSU&THE SUEMITH「Uptown Girl」は
もはやオリジナルを越えているという話をしました。
その時の日記のタイトルは「絶対運命黙示録」。
昔、見ていた『少女革命ウテナ』というアニメ作品の
挿入歌からの引用でした。パッと浮かんだんですよね。
完全にフィーリングで付けました。
#本文中の“ジョエリスト”から“ジュエリスト”に流れたと思われます.
突拍子もなくでてきた『少女革命ウテナ』ですが、
この作品の監督をされていたのが幾原邦彦さんでした。
実は今回のアニメ『のだめカンタービレ』の
オープニング演出も幾原さんがされているんです。
で、そのオープニングに流れているのが
SUEMITSU&THE SUEMITH「Allegro Cantabile」
つまり、のだめのオープニングで繋がった
SUEMITSU&THE SUEMITH × 幾原邦彦
という組み合わせでしたが、
まだアニメも見ていない去年の12月の段階で
この日記上で、しかも物凄く分かりづらい形で
SUEMITSU&THE SUEMITH × 幾原邦彦
が展開されていたというお話でした。
末光篤、おそるべし。
「SUEMITSU&THE SUEMITH、って誰?」
末光篤
「こんちは」
きょ、共演しとるー。

SUEMITSU&THE SUEMITH『Allegro Cantabile』より
1曲目「The Time SUEMITSU Met NODAME」
興奮ついでにもう少しだけいいですか。
実は3ヶ月前に、私ものだめと同じように
“SUEMITSU&THE SUEMITH、何者だ”
と、失礼なことを言っていました。
#2006年12月19日記「絶対運命黙示録」
ビリー・ジョエルのトリビュートアルバム
『WANNA BE THE PIANO MAN』についての日記で、
SUEMITSU&THE SUEMITH「Uptown Girl」は
もはやオリジナルを越えているという話をしました。
その時の日記のタイトルは「絶対運命黙示録」。
昔、見ていた『少女革命ウテナ』というアニメ作品の
挿入歌からの引用でした。パッと浮かんだんですよね。
完全にフィーリングで付けました。
#本文中の“ジョエリスト”から“ジュエリスト”に流れたと思われます.
突拍子もなくでてきた『少女革命ウテナ』ですが、
この作品の監督をされていたのが幾原邦彦さんでした。
実は今回のアニメ『のだめカンタービレ』の
オープニング演出も幾原さんがされているんです。
で、そのオープニングに流れているのが
SUEMITSU&THE SUEMITH「Allegro Cantabile」
つまり、のだめのオープニングで繋がった
SUEMITSU&THE SUEMITH × 幾原邦彦
という組み合わせでしたが、
まだアニメも見ていない去年の12月の段階で
この日記上で、しかも物凄く分かりづらい形で
SUEMITSU&THE SUEMITH × 幾原邦彦
が展開されていたというお話でした。
末光篤、おそるべし。