2006年10月08日

ベタドラマで走り出す

あれ。私、脚本書きましたっけ。


というほど理想の青春ドラマでした。


それではどんな内容だったのか、ベタドラマ風にお送りします。





一生忘れない物語』 episode2 「Million Films





先生


「じゃ次のページ。例文を読んで訳してみろ、あおい」


川島あおい(成海璃子)


「はい」


先生


「…あおいはあおいでも、青井優介(栩原楽人)の方だ」


#クラスメイトに同じ名前の異性がいる.





あおいの友達


「そういえばさ。授業中、青井のこと見てたでしょ。


 いっそ付き合っちゃえば」


あおい


「…ただの幼なじみだって。


 同じ名前のせいで、よくからかわれたんだよ。


 結婚したら、青井あおいだーって」


#もちろん幼なじみである.








優介


「あー、泳ぎてぇ」


あおい


「川で泳げばいいじゃん」


「川で泳ぐバカいねぇよ」


「昔はよく泳いでたじゃん」


「小学校の頃の話だろ」


#学校の外では結構仲が良い.





優介


「オマエさ。誕生日に何もらうと嬉しい?」


あおい


「え!? …」


#家に帰って,7月20日“あおいの誕生日欲しい物リスト”を作っている.





優介からの電話


「オマエ。今度の日曜、ヒマ?


あおい


「え…」


「一緒に買い物付き合ってくれない?」


「…しょうがないなぁ」


#飛び上がって喜びたい気持ちは,電話を切った後にとっておく.





あおいのノート。


“7月17日 優介君とお買い物計画表!!”


09:00 起床


11:30 早めに昼食を取り、家をでる


12:00 バス停で優介君と待ち合わせ(ハート)


13:00 甲府駅着 商店街で雑貨屋巡り


    新しくできたお店は要チェック


15:30 ノドが乾く頃なのでおしゃれなカフェでお茶


    これってもしかして デート(ハート)


17:00 買い物終り,甲府駅へ


18:30 帰宅


    こんな感じになるといいな



#ノートの中では“優介君”がキホン.





あおい


「よかったね。カワイイのが見つかって」


優介


「…それって、ウマイ? ちょっとちょうだい」


「じゃあ、そっちも」


「ダァメだよ」


「いただきまーす。うん、おいしい」


#もしかしなくてもデートである.








あおいのノート。


“7月20日 今日は16才の誕生日!!”


「優介君からどのタイミングでプレゼントをもらうか」


“登校後”


・朝の誰もいない教室でプレゼントをもらう!!


教室にはクラス委員の野島さんがいる可能性は大


…もらえないかも


・机のなかにそっとプレゼントが入ってる!


それか 教室に残って欲しいという手紙が入ってる


“昼休み”


・定番な体育館のうらに呼び出されプレゼントをもらう!


・同じく定番な屋上に呼び出されてプレゼントをもらう!!


(注)呼び出されるのは放課後かも


“放課後…”


・誰もいない教室でプレゼントをもらう!!


・屋上でプレゼントをもらう!!


  ↓


そのあと…


もしかして告白?!



#ノートの前で微笑んじゃう.





あおい


「昼休み、終わっちゃうよ。…放課後かな」


#本の束を前に抱えて廊下を走る.そしてばらまく.





理科室にいる優介を見かける


「中野先輩(小松彩夏)、今日 誕生日っすよね。…これ」


#静かに廊下を去っていく.








回想シーン.


あおい


「これがいい。これにしなよ」


優介


「そう思う?」


「私だったら、絶対これがほしいな」








優介


「どうしたんだよ。…なんかあった?」


#あおいの異変に気がつくのも優介.





あおい


「ついてこないで。ついてこないでよ」


優介


「オレもこっち行くの」


#ほおっておけないのも優介.





優介


「…帰ろう。な」


#一面に広がるひまわり畑.








#ゴミ箱を抱えて一緒にゴミ捨て当番.


中野先輩


「青井、ゴミ捨て行くならついでにこれも捨てといてよ」


#清々しいほど性格が悪い.





あおい


「好きでもないのに、どうして受けとったんですか。


 …優介のこと傷つけて、何が楽しいんですか」


#ゴミ箱をゴミみたいな人に投げつける.





あおい


「いこっ」


#そして走る.青春ドラマは“走る”だ.





あおい


「気持ちいいねぇ」


優介


「うん」


#たどり着く場所はたいがい海か川.





優介


「オマエさ。なんであんなに怒ったの?」


#多くの幼なじみは鈍感である.





優介


「今度さ。また二人でどっか行こうよ。…イヤ?」


あおい


「イヤ、…じゃないよ」


#もうひとりの幼なじみはあまのじゃくである.





優介


「やっと笑った」





#そして,笑った顔が一番かわいい.