金井潤(山口翔悟)
「もう妙子さん(片瀬那奈)の前にはあらわれません。
でも、ひとつだけ約束してくれますか。
幸せになって下さい」
#前回(第10話「衝撃の調停離婚」)より.
潤君、ありがとう。
バックアップチームは君のことを忘れない。
潤君の分まで我々は最後まで全力で走り続ける。
2泊3日の会社泊まり込み仕事を終えて帰ってきた今の私は
もはや妙子さんをバックアップをするために帰ってきた
といっても過言ではないのだ。
フラフラだけど走り続けるよ。最後まで。
先週はテレビを見終わった後、我々バックアップチームは
みーちゃん(北村一葉)を探しにそのまま夜の街へと飛び出して
いましたが、やはり多摩テックにいましたか。
家族三人で過ごしたあの時間、楽しかった。
みーちゃんにとって忘れられない出来事だったんですよね。
一緒です。我々も同じ気持ちです。
あの時チララちゃんと撮った写真、チーム一同にとっても
宝物です。
#第8話「You Are So Beautiful」(3.4)
『小早川伸木の恋』最終話 “最終章〜涙の選択”
沼津壮太(大泉洋)
「竹林先生に聞いたよ。…」
夕焼けがね、夕焼けがとっても綺麗で、
しみたなぁ。
姉さん♪ 沼津先生やったよ。
みすず(北村一葉)
「ママ、熱があるの。動けないの」
あぁ、妙子さんが今の私と同じ格好で寝ている。
苦しそう。つらいよね。苦しいよね。
みーちゃんが妙子さんのおでこに
そっと濡れタオルを。
バックアップチーム、ごめん。
こんな時に走り込めない私を許して。
みんな泣いてる。カナ(紺野まひる)も泣いている。
別れる時には涙が必要なんだ。
涙は明日に向かうエネルギーになるから。
小早川伸木(唐沢寿明)
「本当に家族を守ろうとしていたのは、みすずだったのかもしれない」
ようやく、伸木が気付いてくれました。
もう大丈夫。これから少しづつ
父親として歩んでいけばいい。
妙子
「私、みーちゃんに恥ずかしくない母親になる」
気づくということ。
自分から気づくということは、時間をかけて
何遍も何遍も転びながらわかってくるものなんですね。
助けてほしい。何とかしてほしい。
それは自らができる限りのことをして初めて人に
言える言葉なのかもしれません。
妙子
「ひとつお願いがあるの。
これからもずうっとみーちゃんの父親でいてあげて」
伸木
「ああ、もちろん」
その人の努力を側で見続けている人は、
その言葉をこころよく受け取ってくれるから。
仁志恭介(藤木直人)
「勘弁してよ」
時には断れるけどね。