もうすぐ別れるのに、今までの仲間と
これ以上仲良くなりたくない気持ち。
よくわかります。
私も今年の10月に職場を異動しました。
それまでの一ヶ月間は、今まで通り何事も
なかったように静かに暮らして、最後の日は
ひっそりいなくなりたいと思っていました。
今度の行き先のことで不安な気持ちもありました。
同僚が10月以降の予定について話している時、
もうその頃にはいないんだっけっていう、
さびしい気持ち。そういう見せたくない部分を
隠したくて。どこか逃げていました。
ただ、そう思えば思うほど、まわりの反応が今までと
少し違うのが何となく伝わってくるんですよね。
あまり話さなかった人とも話す機会が増えたり、
たまにもらっていたお菓子の量が増えていたり、
今まで少し苦手だった人と、何だか普通に話せていたり。
みんな、ひとりひとり優しくしてくれて。
恐縮する気持ちと、やっぱり嬉しい気持ちが押し寄せてきて。
最後の日まで我慢できましたが、
翌日は鼻水だして泣いてました。
#10月1日日記「僕が沈むまで」
あれから2ヶ月が過ぎました。
私もそう思います。
「俺達はどこででも生きていける」
案外、そうですね。
大丈夫。大丈夫した。
桐谷修二(亀梨和也)様
ozyより
『野ブタ。をプロデュース』最終話