“こんなんやられたらワシまいるわ”
ひたすら好きなCMを見つけたら勝手にお知らせしているコーナーです。
ご無沙汰してます。半年ぶりですね。
#前回「トライ@HOME(恋の始まり)編」(3.23)
このコーナーになると、途端に趣味があからさまになる人
でお馴染みの私が今回見つけた作品はこちらです。
WILLCOM「通話無料 枕元篇」
ありがとうを言いたいです。
こんなに短い時間のなかで、鼻のあたりがツンとする。
木の芽の香りかしら、ですよ。
#松任谷由実『冬の終り』より抜粋.
校舎を出ると雨が降っていた。
クラスメイト達が空を見上げて立ちつくす中、
マーちゃんはひとり、雨の中へと走りだす。
ベランダに干した洗濯物が塗れてしまうから。
夜、テレビを見ているとパパが帰ってくる。
「おかえりなさい」
マーちゃんの声に元気はなかった。
パパ
「お腹すいたろ。何かとろうか。…
じゃあママに内緒でお寿司でもとっちゃう?」
パパの気持ちは嬉しいはずなのに、どこか悲しいマーちゃん。
二人きりの食卓。少し遅い静かな夕食。
BGMフェードイン。
#何度聴いてもツンとしてしまうozy.
ベットに一人くるまっているマーちゃん。
思い立つように起きあがり、ケータイ電話のボタンを押す。
押したボタンは3つだけ。
「マーちゃん? どうした?」
「…ねむれない」
「そっかぁ、眠れないかぁ」
台所でパパが食器を洗っている。
#一瞬だけどこのカットがまたツンと来るozy.
ケータイに向かってママは絵本を読んでいる。
ケータイにぴったり耳をつけながら、
ママと同じように絵本をめくるマーちゃん。
その姿をドア越しに見つめるパパ。
#ここでもう,ふんばれなくなるozy.
ママは静かに、おやすみをいうようにケータイを閉じる。
“高音質・低電磁波ケータイ”
WILLCOM
ウィルコムユーザーとしてかれこれ3年くらいでしょうか。
ウィルコムになる前のDDIポケットの頃からお世話になってきた
者として、よりいっそう込み上げる感情があるのかも知れません。
うん、ありがとうです。これからもお供します。