2005年09月04日

ENDLESS 『NANA』 STORY

姉さん、事件です。


この劇場、女子しかいません。


何かやってないと落ち着かないので、


今メモ帳を広げて書き込んでます。


#と書いてあるメモ帳をそのまま打ち込んでいます.


'77年生まれの男子はこの中にたぶん


私ひとりしかいません。でも、負けません。





映画『NANA』





#上映後.


ライブと映画って「劇場」ってところで似てるね。


ステージの上だけじゃなくて、スクリーンの中だけじゃなくて、


そこに集まった、観に来た人達含めてライブだし、映画なんだなって。





ブラストのライブが始まって、ナナ(中島美嘉)が歌い出した瞬間、


映画館で座っている女の子たちがキュンキュンいってるのが


わかったよ。伝わってきた。





途中ね、斜め前にいた人のお腹が鳴ってるのがわかって、


横にいた友達がクスクス笑ってたんだけどあれはね、


ほんと最後の決断なんだよ。


お腹がキュルキュルってなるずっと前から、鳴りそうな


ことはわかっていて、ずっと自分の中で格闘してたんだ。


「鳴るな。今、鳴るな」って。


これ自分の家にいたらないよね。


今は周りに人がいるから。


自分と同じようにNANAが好きで


映画も観に来ているファンの気持ち、


隣で座ってる今日一緒に来てくれた友達、


今この一瞬一瞬にキュンキュンしている人達に、


余計な思いにさせたくないから、誰にもわからない


ひとりだけの戦いをしてきた。自分を犠牲にして、


映画よりも自分のお腹に集中してきた。


でもそいつは、津波はやって来たんだんだ。


がんばったよ。歯をくいしばって、がんばった。


けど、負けたの。お腹がキュルキュルって。





こういうの、実際に味わった人にしかわからないよね。


笑われちゃうよね。でも、私は笑えないよ。


よく今まで我慢してきたね、がんばったねって、


もちっとリングをそっと渡したかった。





同じことだよ。映画に共鳴することも。


似たような経験をしたから、


同じ思いを抱いたから、


わかる痛みがあるんだ。


人によってそれはそれぞれで。





“あの時、


 思わず涙がでたのは、


 その夢のような出来事が


 ナナの用意してくれたごほうびだって


 すぐに分かったから”








707号室の窓枠が実物で出てきた時から、最後まで


ずっと涙目だった。


ナナの歌う声、ハチ(宮崎あおい)の心の声、


すごく残る。すごくしみる。


久しぶりに涙をためながら劇場をでたよ。


終わり方がいいと、こうなるんだね。


はずかしいけど、今でも涙目。


終わりじゃない。これから先も続いていく。


ずっとずっと。


私はそう受けとめたよ。


また会えるよね。


2007年7月7日。


待ってます。





      HACHI starring ozy