2005年03月26日

ひかり改め雨宮家バックアップチーム、散開。

春華(石原さとみ)


「昨夜、野田君から電話もらったの。


 全部が終わったら、国見君がここに来るからって」





野田君(中尾明慶)、盛り上げます。





H2 〜君といた日々』story#11(Last)





ひかり(市川由衣)、改め雨宮家バックアップチームの諸君へ。


待て。待てだ。


その胸に抱いているパスポートをまず置いてくれ。


一緒にアメリカに渡りたい気持ちはわかる。


だが、それは真のバックアップと言えるだろうか。


私は思う。真のバックアップとは見守ること。


そして、ともに成長していくことではないだろうか。


4年後のひかりに認めてもらえるような俺たちになろう。


それまでのお別れだ。また会える日を楽しみにしよう。


みんな元気で。





『H2 〜君といた日々』


君といた日々を、我々は忘れない。








追伸。


バックアップチームの日々


#05(2.12)バックアップチーム結成


#05(同日)初めてのバックアップ


#06(2.18)父へのフォローも忘れないバックアップチーム


#08(3.06)全力疾走バックアップチーム


#09(3.12)名称変更バックアップチーム


#10(3.19)励まされるバックアップチーム





#追加。


#11/Last(3.26)涙のバックアップ






2011年1月16日付毎朝スポーツ一面

#2011年1月16日付、毎朝スポーツの一面記事


#読み取り可能な限り掲載。





H2 〜君といた日々』story#11(Last)








“驚額落札! 国見比呂(山田孝之)ポスティングで大リーグ挑戦!!


ついにメジャーの夢舞台!”





〜ポスティング・システム(入札制度)〜


1988年オフに日米間で合意に達した日本人選手のメジャー移籍


方法。


選手のポスティング希望を了承した球団は、日米のコミッショナー


を通じメジャー全ての球団に公示。獲得希望球団は4月中に


日米の所属球団に支払う移籍金を入札し、最高額を日本の


所属球団に独占交渉権が与えられる。不成立に終わった場


合は当該球団に残留しなければならない。








#前略


代理人である滝本エドワード氏と電話で話した国見は親しい


知人と即座に連絡を取り、夢が実現した喜びを語ったと言う。


#間違いなく野田君(中尾明慶)も含まれると思われる。





“ベイスターズ・橘英雄(田中幸太朗)


「FAを待って比呂を追いかける」”


 国見のメジャー挑戦を本人からの電話で知った橘(横浜)は


「先に行って大リーグで暴れてこい」と、こちらもメジャー入り


を視野に入れた激励の言葉をかけた。本紙の取材に対し


ても「自分はFAを待って比呂を追いかける」と明言しており、


メジャーでの対決が実現する可能性も出てきた。


 高校時代に名勝負を演じた二人は、今は球界を代表する


ピッチャーとスラッガーに成長した。日本のプロ野球で幾度


となく観客を魅了してきた勝負が、今度は本場アメリカを舞


台に繰り広げられるとなれば、ファンにとって最高の楽しみ


となるだろう。





“入団交渉のためきょう渡米


「4月の開幕にむけ米国内で自主トレも」”


 入団交渉が順調に進み、大リーグ入りが決定すると国見は


そのまま米国内で自主トレを再開すると見られている。主に


筋力トレーニングを軸とし、基礎体力作りを現地メディカル


コーチを迎えて進めていく方針。


今回の国見のメディカルコーチを務めることになったスティー


ブン・ジョンスター氏は、「国見の潜在能力は非常に高く、


現状の国見のフォームに改善を加えていけばさらに速球に


磨きがかかる」と語ってくれた。


 本格的なトレーニングを積み、さらに進化した国見比呂を


メジャーのマウンドで見られる日が近づいてきている。


(雨宮ひかり)











・・・(雨宮ひかり)。…(雨宮ひかり)。 ・・・涙。





#雨宮ひかり生涯初めてのレポートも全力バックアップ済み(2.12)






2005年03月25日

優しい時間をともに過ごしたあなたへ

同じものを見て、同じものを聞いて、


同じことを感じて、同じものに感動する。


とてもとても、何だか憧れです。一緒に、です。





拓郎(二宮和也)


「納品する前に、親父に見せに行こうと思うんです」


妙にやさしくなる師匠(麿赤兒)が少し笑えて、少し泣けて。





優しい時間』最終話“雪解け”





あなたはどこで落ちましたか?


私は拓郎が森の時計に入ってくる所で、もう落ちてました。


その前の「納品する前に〜」で、ちょっと落ちてましたけどね。


半落ちしてましたけどね。





今日は、何て言うかそのまま書きます。書きたいので。


まだ最終話を見ていない人は、見た後にお会いしましょう。














拓郎


「今日、出来上がったばかりなんです。


 まずは父さんに見てもらいたくて」


勇吉(寺尾聰)


「…見事だ」


「本当ですか?」


「見事だ」


「嬉しいです」


後ろの戸棚からあのマグカップを取り出して


嬉しそうに見せるマスター。


「これもお前だろ?」


まだダメです、と答える拓郎に


心から驚くマスター。


「そんなことはない。少なくとも、


 俺は気に入っている」


何とも言えない表情を見せる拓郎。


少し嬉しそうに見えました。私には。





拓郎はやけどのことを告げます。


「焼いて消しました」


「自分で焼いたのかい?」


「はい」


泣いてました。拓も私も。


「許してください。僕がやったこと。


 母さんのこと。入れ墨のこと。


 父さんの…、父さんを傷つけてしまったこと。


 僕は」


「やめてくれ。


 謝るのは俺の方だ。


 許してくれ。済まなかった」





父さんに会いたくて。


父さんに許してほしくて。


拓郎は生きていたんだ。


父さんはずっと、ずっと、


拓郎に謝りたかったんだって。


よかったね、よかったねって泣きました。


梓(長澤まさみ)に拓郎を紹介する父さんは


とてもとても嬉しそうで。


拓郎と梓が「こんにちは」ってハモっちゃう所で


ちょっぴり笑えたりして。


ああ、そうか。


今一番、やさしい時間を過ごしているんだって。


ふと気が付きました。


解けていく。ゆっくりと雪のように解けていく。


時間は掛かったけど。








「素晴らしかった。あの抹茶茶碗。


 会えなかった時間が、あんなかに詰まって、光ってた」





これが『優しい時間』最後の台詞になりました。


拓郎の思いが込められた抹茶茶碗。


そこには、倉本聰さんの思いも


一緒に込められていたような気がしました。