2017年10月15日

内面から美しく

伊佐山 菜美(綾瀬はるか)
「落合さん(高岡早紀)ね。大人の色気がすごくて、
 私もあんな風になれたらなぁーって」
伊佐山 勇輝(西島秀俊)
「…ああぁ」
声を発するまで、2秒くらい間がありましたけどね。

奥様は、取り扱い注意』 エピソード02 「着付け教室」
#原案・脚本:金城一紀.

勇輝
「今でも十分 色っぽいけどな」
菜美
「…ん? 誰のこと言ってるの?」
勇輝
「君のことだよ」
菜美
「…フッ。どのへんが?」
立ち上がっちゃったよ。
勇輝
「どの、…全体的にかな」
もう、どことか言えないわけですよ。
菜美
「嘘でしょ。だって生まれてこのかた
 色っぽいとか言われたことないもん」
喜びをおしころそうとしてますが、感情があふれ出てます。

勇輝
「色気の感じ方は 人それぞれだからね。
 わかりやすい色っぽさが好きな男もいるし、
 僕みたいに 何気ない時に ふと垣間見るしぐさなんかに
 色っぽさを感じる男もいる」
菜美
「じゃあ、たとえば。私のどんなしぐさに色気を感じるの?」
勇輝
「…ん?」
考えてる考えてる。
菜美
「ん?」
勇輝
「たとえば!」
思わず声が大きくなってますよ。
勇輝
「名前を呼んで振り返った時に、
 君はまず僕の目をじっと見た後に
 “なに?”って聞くんだ。
 その まなざし が色っぽいかな」
絞り出しました。
菜美
「じゃあ、ちょっとやってみるね」
勇輝
「えっ」
まぁ、そうなりますね。
立って背中を向けるわけですよ。
菜美
「早く名前呼んで」
勇輝さん。そんな顔しない。

勇輝
「ナミ」
振り返った。めっちゃ見てる。
菜美
「・・・なに?」

ためたなぁ。
勇輝さん、がんばって。

菜美
「どうだった」
勇輝
「色っぽかったよ」
食い気味で。

菜美
「これからはどんどん後ろから名前呼んでね」
勇輝
「うん」

毎回 これ されると思うと、もう呼べない。

posted by ozy- at 23:39| Comment(0) | ドラマティックに恋してる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月27日

愛の仕業

おぎやはぎ・矢作兼
「江里子さん。いい脚本(話)だったね」
阿佐ヶ谷姉妹・渡辺江里子
「いい話…」

ドラマのVTRが終わってからも、
江里子先生の涙が止まることはありませんでした。

『ゴッドタン ゴールデンSP 私の落とし方発表会』
“幸せのおすそわけ”
#脚本:渡辺江里子 / 制作:テレビ東京ドラマ班

休日の公園、
BGMには Mr.Children 「Sign」が優しく流れていました。

本上(前川泰之)
「この漬物がどうしても食べたくなって、わざわさ
 海外のスタジオに送ってもらったこともある」
省吾(劇団ひとり)
「なんでそんなことを」
本上
「江里子さんはね。君の話ばっかりだ。
 僕が(お弁当を)“美味しかった”って伝えると
 すごく嬉しそうに、君の 思い出を話してくれた。
 僕はそれを聞くと、とても幸せな気持ちになった」
江里子
「本上さん…」

スタジオ・陣内智則
「めっちゃ ええ話やん」

もうこの段階でスタジオにいる江里子先生も涙ぐんでいます。

本上
「省吾くん。江里子さんの作る弁当が
 どうして冷めても美味しいのか わかるかい?」
省吾
「・・・」
本上
「このお弁当には、君たち家族の
 温かい思い出が詰まってるからだよ」

BGM(Mr.Children 「Sign」)がボリュームを上げてサビに突入です。

本上からお弁当を受け取る省吾
「あれ。こんなの今まで うちの弁当には入ってなかったけど」
江里子
「みょうがのピックルス」

スタジオにいる陣内さんも 笑うと同時に涙をぬぐっています。

江里子
「一度作った時 本上さんがすごく喜んでくれたから」
本上
「江里子さん」
省吾
「あぁあ。とうとう我が家の弁当にも 新しい風が吹き込んできたか」

矢作兼
「うるせぇよ」

そういうことですよ。
このドラマは「うるせぇよ」と笑いながら、
心地よく涙が流れている。
そんなドラマです。
前作も含めて、この夏ドラマのマイベストは江里子先生2部作で決まりです。
#前作「妻が死別したカメラマンと娘…完結編(第4話)」(7.30)

陣内
「ミスチルがバシっとハマってましたもんね」
劇団ひとり
「あれはこのドラマのために書いた曲でしょ?」

桜井さんもきっと喜んでくれるのではないでしょうか('08.12.13)
オレンジデイズ(2004年)』から13年、
今もな お色褪せることなく 「Sign」は僕らに笑顔と涙を
届けてくれます。

江里子作品がひとりでも多くの方に伝わりますように。

posted by ozy- at 18:46| Comment(0) | ドラマティックに恋してる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月19日

みづきありさー

なづな(広瀬すず)が「瑠璃色の地球」を歌い始めた時、
“打ち上げ花火”から解放されたような気がして、
純粋に嬉しかった。

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?
#原作:岩井俊二 / 脚本:大根仁 / 総監督:新房昭之

1993年8月、原作のドラマを 私はテレビで見ていた。
圧倒されたのは、この作品が持つ“新しさ”だった。
画面には知らない子供たちが走り回っていた。
#典道(山崎裕太)はあっぱれさんま大先生でおなじみだったが.
その中で見つけた、なずな(奥菜恵)という きらめき、
そして岩井俊二という存在。

「if もしも」で言うところの、
私はこの夜、“打ち上げ花火”のある生活を選択したのだ。


今回のアニメ版は原作への敬意が伝わってくる。
ただ、原作の良さである“新しさ”を感じることなく終わるのかと思っていた。
典道(菅田将暉)となづなが電車に乗るまでは。

車内でなづなが歌い始めた。
その歌声を聞きながら我々が感じた、何とも言えない あやうさ。
フレッシュだった。
あの時の緊張感は、原作をこえていた。
アイドルを目指す全ての少年少女が
同じような経験をしていると思いたい。
posted by ozy- at 21:48| Comment(0) | ドラマティックに恋してる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする